本丸本壇屋外の写真
松山城は本丸本檀を有するお城
松山城は、姫路城、和歌山城と同じように、本丸の奥に独立した天守曲輪(てんしゅぐるわ)である、「本檀」を有するお城です。
松山城本丸本檀入り口より大天守に到着するまで
本檀に入り、大天守に至るには、本丸北側の通路を上がります。
まず、ピンカーブして、一の門(5)を潜り、小升形(しょうますがた)を左折して二の門(6)を潜ると、天守外曲輪(そとぐるわ)に出ます。
大天守に到着するには、北から北西側に回りこみ、仕切門(しきりもん)と内門(うちもん)を潜り、天守内曲輪(うちぐるわ)に入るか、
二の門(6)からピンカーブして、三の門(7)に入り、右折して筋鉄門(すじてつもん)を潜り、天守内曲輪(うちぐるわ)に入るしかありません。
天守内曲輪(うちぐるわ)は、丁度、天守閣の内庭にあたります。
天守内曲輪(うちぐるわ)より大天守に行くには、現在は通れない場所ですが、唐破風(からはふ)の玄関(1)より入り、玄関多聞櫓(たもんやぐら)から内門渡櫓(わたりやぐら)を通って、ようやく大天守一階に到着できるのであります。
※現在、天守内曲輪(うちぐるわ)より大天守に行くには、大天守の石垣にある鉄の扉が観光用の入り口になっているので、そこから入城します。
この扉は、もともと米倉への入り口でした。現在は、まず、米蔵へ入り、その場所から一階へ登り、小天守や各種櫓、大天守を見学できるようになっています。
松山城本丸本檀に入れば、そこは江戸時代の景色です。
世が世なら、一般人は入ることのできない場所だったのかもしれないですね。
タグ
2011/11/23 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:松山城写真館
トラックバック&コメント
コメントをどうぞ
人気記事
最新情報
- 十三代目・松平定通
- 松山藩の名君、松平定通の行った倹約の励行
- 松山城の歴史
- 松山城の築城までの経緯
- 松山城の歴史
- 松山城の完成、改築そして炎上と復興の歴史(2/2)
- 松山城の歴史
- 松山城の完成、改築そして炎上と復興の歴史(1/2)
- 十六代目・松平定昭
- 十六代目・松平定昭の時代
- 十五代目・松平勝成
- 十五代目・松平勝成の時代
- 十四代目・松平勝善
- 十四代目・松平勝善の時代
- 十三代目・松平定通
- 十三代目・松平定通の時代
- 十二代目・松平貞則
- 十二代目・松平定則の時代
- 十一代目、松平定国
- 十一代目・松平定国の時代