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本丸本壇屋外の写真

松山城は本丸本檀を有するお城

松山城は、姫路城、和歌山城と同じように、本丸の奥に独立した天守曲輪(てんしゅぐるわ)である、「本檀」を有するお城です。

本丸本檀天守内曲輪の写真です。(左隅が唐破風の玄関、右端石垣の隅が観光用の入り口)クリックすると拡大します。

松山城本丸本檀入り口より大天守に到着するまで

本檀に入り、大天守に至るには、本丸北側の通路を上がります。

まず、ピンカーブして、一の門(5)を潜り、小升形(しょうますがた)を左折して二の門(6)を潜ると、天守外曲輪(そとぐるわ)に出ます。

大天守に到着するには、北から北西側に回りこみ、仕切門(しきりもん)と内門(うちもん)を潜り、天守内曲輪(うちぐるわ)に入るか、

二の門(6)からピンカーブして、三の門(7)に入り、右折して筋鉄門(すじてつもん)を潜り、天守内曲輪(うちぐるわ)に入るしかありません。

本丸本檀の平面図です。クリックすると拡大します。

天守内曲輪(うちぐるわ)は、丁度、天守閣の内庭にあたります。

天守内曲輪(うちぐるわ)より大天守に行くには、現在は通れない場所ですが、唐破風(からはふ)の玄関(1)より入り、玄関多聞櫓(たもんやぐら)から内門渡櫓(わたりやぐら)を通って、ようやく大天守一階に到着できるのであります。

※現在、天守内曲輪(うちぐるわ)より大天守に行くには、大天守の石垣にある鉄の扉が観光用の入り口になっているので、そこから入城します。

この扉は、もともと米倉への入り口でした。現在は、まず、米蔵へ入り、その場所から一階へ登り、小天守や各種櫓、大天守を見学できるようになっています。

松山城本丸本檀に入れば、そこは江戸時代の景色です。

世が世なら、一般人は入ることのできない場所だったのかもしれないですね。





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