大天守地下一階の写真
大天守地下一階は米倉
いまは、天守閣を見学するのは、大天守の地下一階(石垣)の部分から城内に入ってますが、本来はこの入口は米倉の入口だったそうです。
一階に上がる階段は、観光用に後からつけたそうです。
この米倉がかなり大きく、約八百石の米俵が貯蔵できるそうです。
丁度、約一年間くらいの籠城に耐えれる量だそうで、倉の周囲内側は、防虫のために楠木材で作られ、床には素焼きの瓦が防湿のために敷き詰められています。
ところで、この米倉で貯蔵できる、八百石とは、いったい幾ら位の量だったのでしょうか。
二十万石とは、どのくらいの量
ちなみに、加藤義明は、二十万石で、松山城主になったのですが、・・・どのくらいの量なのでしょう。
ヒントを書いておきます。
頭の体操をどうぞ・・・
重さ | 1年間に一人が 消費する米の量 |
= | 2.5 俵 |
= | 150kg (注) |
|||||
| | ||||||||||
容積 | 1石 | = | 10斗 | = | 100升 | = | 1,000 合 |
|||
| | ||||||||||
面積 | 0.1町 | = | 1反 | = | 10畝 | = | 300坪 | |||
0.1ha | | | |||||||||
1,000m2 | 5間 ×60間 |
|||||||||
1坪= 1間×1間 |
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| | ||||||||||
人間の 大きさ (5尺)+α |
||||||||||
長さ | 1間 | = | 6尺 | |||||||
1.818m | 6 ×0.303m |
|||||||||
材積 | 1石 | = | 10立方尺 | |||||||
0.278m3 |
(注)現在は、約65キログラム(1俵+5キログラム)に減っている。
いかがでしょう。
想像できましたでしょうか。
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2011/12/02 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:松山城写真館
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